3年一区切り

6月1日で開院3周年を迎えました。多くの人に支えて頂いたことを感謝しています。
3年を一つの区切りとして、新たなサイクルを考えるときに来ていると感じています。
発達外来の規模を適正なものにしたいと思っています。このまま新規の相談を受けていくと、いま通院されているお子さんや、かかりつけのお子さんに十分なことができなくなっていかないかと懸念しています。新規の相談開始を、かかりつけのお子さんと、園医・校医をしている園・学校に通われている(あるいは通う予定になっている)お子さんに限定するなどの対応をしなければならないかもしれません。開院当初は地域を特に限定していなかったのを、「発達診療は地域で行なわれるべき」と考えて途中から通院の対象を小平市内に居住するお子さんに限定してきたのですが、「発達診療はかかりつけ医のもとで行なわれるべき」と最近は思うようになりました。専門外とか言っていられる状況ではもうないと私は考えています。
そしてもう一つの区切りとして、開院以来ほぼ週1回の頻度でしてきたこのブログの更新をいったん止めてみようと思います。通院しているお子さんの親御さん、かつての同僚、かつての友達から「読んでるよ」と言われることは嬉しかったですし、自分の考えを整理できたり「伝えたい」「聞いてほしい」気持ちを満たすことができたりする場だったと思っています。一方で、気楽に書くということは私の性分として難しく、そうすると、必ずしもポジティブではない感情が書きながら増幅されてしまうように感じることもありました。書かなくてもいいこともまで書いたと後悔することもありました。もし伝えたいことや聞いてほしいことがあるなら、まずは目の前の診療のなかでそれらを具現化するようにしていこうと考えるようになりました。しんどさが少し軽くなり、自分のなかでバランスが回復したときに、また始めることはあるかもしれません。そのときまで,Ciao!!