生マグロ
2026年9月14日

夏休みに訪れた紀伊勝浦はマグロの水揚げで有名です。漁獲高からいえばもっと高いところはありますが、三崎港はじめそういったところに船は遠洋で1年近く漁をしてから帰港するので、魚は冷凍されざるをえません。一方で近海で捕獲され紀伊勝浦に届けられる魚は氷で冷やされただけであり、一度も凍結されない「生マグロ」として店頭に並びます。口にしたときの「香り」が違いました。それでも夏のマグロは相対的に味が落ちるとのことなので、別の季節にもう一度味わってみたいものです。
冷凍の技術は進歩していると言われていて、実際にある程度まではそうなのだろうとは思いますが、やはり「近い」ために「生である」ことには叶わないのでしょう。私が診療所での仕事に魅力を感じるのも、普段からかかりつけ医として子どもやその家族との距離が「近い」ために、専門外来など特別な設定ではないところでの「生である」子どもと接するとができるからなのだと思います。
