インフルエンザ

花小金井駅北口徒歩1分、小平市でアレルギーから発達障害まで、「医療法人すこやか武蔵野 花小金井駅前こどもクリニック」です。6月1日の開院に向けて、いよいよ今週はその前週となりますから、準備も忙しくなりそうです。

シチリア島にて

私が小児科医として働き始めた時期は、それまで小学校で行われていた集団でのインフルエンザ予防接種が中止された時期で、それと連動するかのように乳幼児の重症インフルエンザ脳症が全国で多発するようになりました。迅速抗原検査、抗ウイルス薬などが普及し、インフルエンザ脳症の診療ガイドラインも作成されましたが、重症であるほど発症してから進行するのが早いため、これらの診断・治療が追い付かず、亡くなったり重い後遺症を残したりするお子さんは絶えませんでした。私個人の経験だけでも、眼の前でそのような経過を辿られたお子さんを数えたら片手では足りません。現代日本の子どもの病気で、そのような病気は他に無いと思います。この2年はインフルエンザの流行自体がありませんでしたが、いずれ必ず流行しますので、多くのお子さんが予防接種ができるよう、インフルエンザに対してこそ国が費用を保証したうえで大規模な集団接種ができないものかと思います。

因みにイタリアでは冬になると「昨日インフルエンザになって寝てた(今日は元気)」「私このところ疲れやすいわ、インフルエンザかしら?」というような言われ方がよくされます。「ちょっと熱っぽい」という程度の意味で、検査をしたりもしませんし、抗ウイルス薬を飲んだりもしません。新型コロナウイルスもそうですが、国や人種が違うとまるで別の病気ですね。

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