待合室、隔離室

花小金井駅北口徒歩1分、小平市でアレルギーから発達障害まで、「医療法人すこやか武蔵野 花小金井駅前こどもクリニック(仮称)」です。2022年6月の開院に向けて準備中です。内装もだいぶ完成してきていて、素敵なイタリアの石畳風の床ができあがりました。

受付(左側に回ると待合室です)
待合室からみた隔離室

院長である私はこれまで総合病院に勤務する小児科医として多くの重篤な感染症を経験してきました。細菌性髄膜炎(B群溶連菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌)、急性喉頭蓋炎(インフルエンザ菌)、急性骨髄炎(黄色ブドウ球菌)、溶血性尿毒症症候群(O-157)、急性脳症(突発性発疹ウイルス、インフルエンザウイルス、ロタウイルス)、急性脳炎(単純ヘルペスウイルス、ムンプスウイルス)、急性弛緩性脊髄炎(エンテロウイルスD68)、重症ウイルス性肺炎(アデノウイルス7型、新型コロナウイルス(COVID-19))のお子さんを救急外来や病棟で診療しました。その経験を活かし、発熱などのため受診されるお子さんたちに、極めて稀ではあっても早急に診断や処置を必要とするこれらの重篤な感染症を疑うサインがみられないか、注意深く診察をしていきます。

感染症の病原体から完全に隔絶された世界で生きていくことはできませんし、人や社会は分断されるより繋がるべきと考えていますが、クリニックにおける感染リスクは極力少なくしたいと考えています。花小金井駅前こどもクリニックでは「一般待合室」「隔離室(2部屋)」「予防接種待合室」を作りました。どのような感染症が地域で流行しているかに気を配りながら、これら3パターンの待合室を上手く活用して、できるかぎり安全な受診となるよう工夫していきます。

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