甘いもの
週末に誕生日を迎え、スタッフから「どら焼き」をプレゼントしてもらいました。味わわせていただきます。ありがとう!
私は甘いもの(デザート)が大好きで、食べ始めると何かに取りつかれたかのようにあっという間に食べてしまうので「デザートせっかち」と言われています。周りの人がまだ美味しそうに食べているのに自分だけ食べ終わってしまうことになるので、いつも「今回こそは」とゆっくり食べ始めるのですが、それでもいつの間にか先に食べ終わっています。
特に好きなのは和菓子の中ではやはり「どら焼き」で、診療の昼休みにもよく食べています。「粒あん」と「こしあん」とでは圧倒的に「粒あん」派でして、よもぎの(緑色の)草餅や柏餅には目がありません。洋菓子ではまず何よりパンナコッタ(あるいはプリン)です。プルっと硬さのあるものからトロットロに柔らかいものまでとにかく好きなのですが、私にかかると他のものにもましてあっという間になくなってしまう(食べ終わってしまう)のが悩ましいところです。その他ではレストランのメニューに洋ナシや杏など果物のタルトがあればかなりの確率でそれを注文します。好きなものを選ぶような場面ではジェラートならピスタチオ、果物なら桃を選ぶことが多いです。
「どら焼き」をプレゼントにもらった件に戻りますが、自分の好きなものやことを知ってもらって対応してもらえるのは嬉しいものですね。「それでいいよ」「そのままでいいよ」と言われたような感じです。子どもに対しても「バランス良く」とか「苦手を克服」とか言う前に、好きなものをたくさん与え、好きなことをたくさんさせることがまず大切だと思います。「大人は自分の責任で判断するけれど子どもはまだ判断できないのだから、好きなものばかり与えたり好きなことばかりさせる訳にはいかない」というのはもちろんあります。それでも、子ども本人や他人に危険や危害が生じたり、他人を高度に巻き込んで他人の権利を著しく侵害するようなことを除いては、ぎりぎりまでできるだけ好きなようにさせたいです。また、そればかりしてほしくないようなことは親もしないし子どもにも最初からさせないことが重要です(ゲームを買い与えなければゲーム依存にはなりません)。できるだけいろいろなことに「ダメ」と言われず自分の希望や意思が尊重され、生活のなかに好きなことが沢山あると、子どもはそれなりにいろいろなことをするようになるものだと私は思います。