長靴のかかと

Salento(サレント), プーリア州

花小金井駅北口徒歩1分、小平市でアレルギーから発達障害まで、医療法人すこやか武蔵野 花小金井駅前こどもクリニックです。

ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェなど日本でよく知られたイタリアの代表的な観光都市は北部~中部にあります。私が2年間働いた小児病院もジェノヴァという北部の町にありました。はじめてイタリアの南部を訪れたのはイタリアに住み始めて2ヵ月ほど経ったとき、小児病院で知り合った研修医の結婚式に招かれたときのことです。

研修医仲間たちと夜行の寝台車でジェノヴァを発ち、早朝にレッチェという町に着きました。イタリア半島を長靴を見立てたときにアキレス腱から踵(かかと)の部分にあたるのがプーリア州ですが、なかでもヒールの先端部分にあたるがサレント半島で、その中心都市がレッチェです。駅に降り立った瞬間の、生ぬるい空気の感触を今でも覚えています。

荷物の整理もそこそこに、どこまでも青い海で泳ぎ、ムール貝のパスタを食べ、アーモンドシロップ入りのエスプレッソ(caffe’ leccese:レッチェ風コーヒー)を飲み、夕方に教会での結婚式に参列しました。夜9時頃からパーティーが始まり、翌朝まで食べて飲んで踊りました。定員5人の車に10人で乗って宿まで帰りました。

イタリアで過ごした2年間のなかでも、あれほど濃密だった1日は無かったかもしれません。今後イタリアに帰ることがあったら、どうしてももう一度訪れたい場所の一つです。

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