発達・神経外来の初診制限について

オストゥニ(Ostuni), プーリア州

発達・神経外来に相談にみえるお子さんが増え、相談開始に何かしらの制限を加えないことには一般外来と発達・神経外来がどちらも立ち行かなくなる恐れが出てきたため、相談開始を当面のあいだ「小平市在住の乳幼児から小学校3年生まで」に限定させていただくことにしました。

クリニックの方針である「何でも相談できる、いつでも相談できる、ずっと相談できる」小児科診療を地域のお子さんたちに提供し続けること、そして園・学校・発達支援センターと連携しながら地域のお子さんたちに初診まで長期間待つことなく発達診療を提供すること、を現時点では優先したいと思っています。

年齢を区切る理由として、小学校高学年から中学生で相談開始となる状況では、そこに到る長い経過を丁寧に解きほぐし、家族だけでなく子ども本人ともしっかりと話をする必要があり、当クリニックのような小児科医1人ではなく子どものこころの専門家(児童精神科医や臨床心理士)のチームによる関わりが必要となることが少なくないことが挙げられます。

今後も適宜運用を見直しながら一般外来、発達・神経外来共に継続・発展させていければと思います。

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