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専攻医たちのその後 その他

専攻医たちのその後

ガスリーニ小児病院の中庭にて、小児神経精神科専攻医の同僚と イタリア留学時代、小児神経精神科で研修中の専攻医たちと過ごしました。医師国家試験後に専攻医となるための選抜試験があるのですが、イタリア全国に名の知れた小児病院の神経精神科ですから、専攻医枠が1学年2‐3人のところ毎年10人近く応募がある狭き…
最後の州 その他

最後の州

コーニェ(Cogne), ヴァッレ・ダオスタ州 8年振りに夏の休暇をイタリアで過ごしました。フランスとの国境近く、アルプスの麓にあるヴァッレ・ダオスタ州の村(コーニェ)に滞在して山や湖の周りをトレッキングしました。その後はジェノヴァに移動して、思い出深い街とその近郊でゆっくりしてきました。イタリアに…
行くか帰るか その他

行くか帰るか

イタリア小児神経精神学会、オストゥーニ(Ostuni) イタリアの留学を終えるとき友人達に「3月末にイタリアを離れるんだ」と打ち明けると決まって「Quando torni?(いつ帰って来るの?)」と訊かれました。日本からイタリアへという方向が、彼らにとって「(帰って)来る」方向だからという意味ではあ…
夏休み その他

夏休み

あまりにも南イタリア的な1枚、レッチェ(Lecce)、プーリア州 イタリアで過ごした2年間、夏休みになると南イタリアを旅行しました。1年目はシチリア島、2年目はイタリア半島最南端部でした。どうせ暑いのならカラッと気持ちがいいほど暑く、きれいな海に飛び込めるほうがいいと考えたからです(留学していたジェ…
集団健診 医療

集団健診

イタリアてんかん学会(夕食パーティー)、ヴェネツィア(Venezia) 感染対策をみてもわかるように、一度始めたことを検証する、そして検証して無意味ならやめる、ということを私たちは余りにもしなさすぎると思います。一斉一律に行なわれる集団健診(乳幼児健診、学校健診、職場健診)もそうです。病院に勤務して…
満ち足りた幼年期 医療

満ち足りた幼年期

レッチェ(Lecce), プーリア州 大人になってからいろいろと苦しいことがあっても何とかかろうじて踏みとどまってこれたのは、結局は自分の幼年期が満ち足りたものだったからだろうと思います。それを糧として人生という大地にしっかりと根をはったおかげで、私という木の幹は揺らがずにすんだのだ、と心から感じま…
VAR 医療

VAR

マテーラ(Matera), バジリカータ州 サッカーの欧州選手権がスペインの優勝で幕を閉じました。4年前に優勝したイタリアは今回ベスト16で敗退しましたが、世界的なレベルの選手がほぼ見当たらず、妥当な結果だったと思います。残念なのは、イタリア代表の男前レベルが格段に下がっていることです。かつては試合…
集団健診、マス・スクリーニング 医療

集団健診、マス・スクリーニング

インテリアーノ通り(Via Interiano), ジェノヴァ 学校健診についてニュースになっています。医師がそれを正しいと信じていて医学的にも間違いとまで言えないのであれば何をしてもいいと考える医師がそれなりの数いることに驚きます。 確かに最大の問題は学校健診で下着をめくって陰毛の有無を確認するこ…
保険診療の範囲 医療

保険診療の範囲

バルセロナ(Barcelona), スペイン 医療と福祉が更に膨張して、これ以上の社会保険料と税金を徴収されたら、働く現役世代と子どもたちはこの国で生きていけなくなります。保険診療の範囲は大幅に縮小すべきで、そのことをインフルエンザの診療を例に具体的に考えてみたいと思います。 インフルエンザに罹患し…
風邪には抗生剤は無効ですが、風邪のような症状でも抗生剤が有効な病気のことはあります 医療

風邪には抗生剤は無効ですが、風邪のような症状でも抗生剤が有効な病気のことはあります

Appennino ligure(リグーリア・アッペンニーノ山脈)での登山 Yahooニュースで気になる記事がありました。新聞に連載を持つ有名な開業小児科医が(ざっくり言えば)「風邪に対して抗生剤を処方するような開業医をかかりつけ医にするな」と書いているのです。小児科医になった20年以上前に先輩医師…